Excite エキサイト : 社会ニュース
今日はちょっとマジメなお話。
そしてこのBlogにやってきた全ての皆さんにお願いがあります。
この記事を出来るだけ多くの人に伝えてください。
・・・人の命が関わっているかもしれません。
トラックバックでも何でも、手段は問いません。
お願いします。お願いします。
ここ数日、いじめに関するニュースが増えています。
教育ニュースです。
志は低いけれど教育を学ぶ者として、放っておけません。
僕は今教育実習のために小学校へ出勤しています。
それは三日目のこと。
指示通りなら出勤して控室から教室へ朝会に参加するはずでした。
ですが、急遽控室で待機していろとの指示が出ました。
授業開始の時間になっても次の指示がないので、
僕は少しいらだっていました。
そして、「自殺予告の手紙が届いた」という連絡が来ました。
全国の学校という学校では、いじめの対策に緊急全校集会やアンケート調査、
聞き込み調査が行われています。当校も例外ではありません。
という説明を受け、正直驚きました。
こんな行動を起こす生徒がいたのか、と。
その行動力に敬意を表したい、そう思いました。
勤務が終わり、自宅に帰ってすぐ、この事件について調べました。
どうやら首都圏から出された手紙であること、
行動を起こしたのは小~中学生程度であると予想されること。
小学生や中学生がこんな大きいことをする、その勇気は賞賛されるべきです。
しかし、自殺する、とある意味脅迫のような内容には同意しかねます。
そこまで切羽詰まっていたのなら、という言い訳は聞けません。
自殺するということは、自分だけしか楽になれないということなんですよね。
手紙を送った少年へ、僕から伝えたいこと。
残された人はどうするのか、考えたことありますか?
あなたは「自分が死んでも悲しむ人なんて誰もいない」なんて思うでしょうが、
そんなことないんです。
世界中の誰もがそう思ったとしても、僕だけは悲しみます。
見ず知らずのあなたでも、僕は悲しみます。
何故誰にも頼らずに、投げたくも無い命を投げ出すのか。
そして、それを救うために少しも力になれなかった僕は悲しみます。
あなたは社会を動かしました。
ニュースになったんです。
あなたを探して救おうとしている人は必ずいるんです。
ニュースになったということは、
全国の教育関係者やマスコミの人たちが探し出すのです。
あなたの大切な命を救うために。
営利目的もあるかもしれない、世間体というくだらない問題もあるかもしれない。
でも、あなたを救うためにアクションは起こしているのです。
今度はあなたの番です。
その救いの手を捜して掴んでください。
あと一歩なんです。あとはあなたがもうひとつだけ、行動を起こせばいいんです。
あなたを探している人を探してください。たくさん居るんです。
手紙を出したポストのすぐ近くの郵便局に行ってください。
郵便局の人は助けてくれるはずです。きっと助けてくれます。
信じてください。大人の力を。
あなたの知らない人が、あなたを救おうとしています。
もう一歩だけ、逃げてください。
それからいくらでも戦ってください。
あなたの方に分は傾きます。必ず。
そして、この少年を追うように手紙を出した女の子へ。
もしこれが本当だとするなら、あなたも同じです。
勇気に敬意を表しましょう。
あなたも同じです。
あなたも救いの手を掴んでください。
本当に楽になれるのは、救いの手を掴んだ時だけです。
死は辛さしか生みません。
あなたにも、周りの人にも。
もし、これがネタなら、あなたはいじめをしている人と同格です。
即刻名乗り出なさい。
この世界の全ての良心を持った人々と戦う覚悟は出来ているのですね。
いくらでも戦いましょう。あなたの気が済むまでです。
女の子だからって、手加減はしませんよ。誰も。
逃げるなら逃げなさい。その苦しみが、いじめられている立場の人の気持ちです。
味わいなさい。とくと味わいなさい。その辛さを。
そして、この連鎖に乗って戦おうと思った全ての人々へ。
あなたを救おうと思った人は、居ます。
現に、ここに居ます。
話はいくらでも聞きます。
かくまってくれといわれればかくまいます。
僕は貧乏ですが、そんな人を放っておけないのが僕です。
きっと力になります。
僕が力になれなくても、色んな逃げ道を用意してあげます。
逃げ道というのはどこにでもあるんです。
「死」だなんて辛い終わり以外にもいくらでも逃げ道はあります。
必ず。
そしてこの記事を読んで、僕の意見に賛同してくれた全ての人へ。
あなたの周りに、困っている人はいませんか。
あなたの周りに、沈んでいる人はいませんか。
あなたの周りに、悲しい表情をする人はいませんか。
あなたの周りに、作り笑いをする人はいませんか。
あなたはその人を助けることができます。
お願いします。
どんな些細な悩みでもいいんです、聞いてあげてください。
そういう人を少しでも増やしたいんです。
そうすれば、少しでも逃げ道が出来るんです。
見て見ぬフリは悲しすぎます。
お願いします。
僕が伝えたい言葉は以上です。
この言葉が、
どうか2006年の11月11日に間に合いますように。
小さき命が散るその前に、
どうか間に合いますように。